退院できないかと思った

朝方4:30、膀胱パンパンでトイレ。下痢もする。消灯22:00前には眠くて堪らなくなり、何度か目は覚めるが、眠れないって事はない夜を過ごす。抗がん剤後の様子が毎回違うのでペースが掴めない。

トイレの後、スパッと眠れず、ダラダラ寝てるんだか起きてるんだか。起床6:00、みぞおちに痛み。ドンペリドンを飲んで横になる。熱はない。ナースUに痛みを訴えると、ドンペリドンは吐き気どめ、胃痛にはSM散とのこと。SM散を飲み、7:00頃にはカラダの痛みのためのナルラピドを飲む。すべてスパッと効いてくれない。腹が減っての腹痛の可能性も考え、コーンパン、キウイ、ヨーグルト、トマトスープを2口ほど。

来る時も痛みで用意が大変だったが、帰る時もそうなるとは。具合は悪いが、なんとしても病院からは出たかった。ゆっくりと荷物を詰め、服を着替えて。9:00に定期の痛み止めを飲んだ途端、生唾と吐き気。一度出たものを飲み込み、トイレに駆け込み吐く。とことん吐く。固形物はほとんどなく、リポビタンDみたいな黄色水。キレイな色だった。少し休んで、病院を出る。

両親がおにぎり他、食糧を届けてくれる。帰りの車を見送ると同時に吐き気。家に戻って吐く。補充した水分を出す。

抗がん剤って吐いて苦しいイメージがテレビとかである。今までその道を通っていなかったから忘れていた。もしかしたら、今後、抗がん剤の後は吐くのが定番になるかもなぁと思う。

昼はローソンで30%オフで買った助六、夜は鮭おにぎりを食べる。吐く事はなかった。

これからどんな苦しみがくるのか、月1で入院しているがん患者って事を自覚しなくちゃなんだろな。